【保存版】WordPress を始めたら最初にやるべき 7 つのこと

ホームページ、欲しいけど、自分で作れる気がしない。
そう感じている方は、たぶんあなただけではありません。
独立したり、お店を始めたり、副業の本気度が上がってきたとき、多くの方が同じ壁にぶつかります。「集客にはホームページが必要らしい」「でも制作会社にお願いすると、けっこう高そう」「自分で作るって聞くと、専門知識がいるんじゃないか」。
そうやって調べていくと、よく出てくるのが WordPress(ワードプレス) という名前です。
「世界中の Web サイトの 4 割は WordPress でできている」と言われていて、個人事業主の方も、小規模なお店も、士業の事務所も、整体院や美容院も、たくさんの方がこの WordPress でホームページを運営しています。
ただ、いざ「自分でも始めてみよう」と思って情報を調べ始めると、こんどは別の壁にぶつかります。
- サーバー、ドメイン、SSL、テーマ、プラグイン……知らない言葉が次々出てくる
- YouTube や記事を見ても、人によって言うことが違う
- 「とりあえずやってみよう」と思っても、最初の一歩がわからない
この記事は、そんな方のために書きました。
WordPress を始めるときに 最初にやるべき 7 つのこと を、専門用語をできるだけ噛み砕きながら、順番に整理しています。読み終わるころには、「あ、これなら自分にもできそう」と感じてもらえる構成にしています。
書いているのは、AoideProduction の有田です。個人事業主・小規模事業者の方を対象に、ホームページの制作と運用サポートをしています。「むずかしいを、わかりやすく」をモットーに、IT や Web が苦手な方にも寄り添ったご提案を心がけています。
それでは、いきましょう。
結論:順番にやれば、誰でも始められます
最初に、結論からお伝えします。
WordPress を始めるためにやることは、ざっくり言うと次の 7 つです。
- サーバーを契約する(ホームページを置く場所を借りる)
- ドメインを取得する(ホームページの住所を決める)
- WordPress をインストールする(ホームページの土台を入れる)
- テーマを選ぶ(見た目・デザインを決める)
- 必要なプラグインを入れる(便利な機能を追加する)
- 基本設定を整える(最初に決めておきたい設定を済ませる)
- SSL 化と公開準備(安全な状態で世の中に出す)
順番にやっていけば、特別な知識がなくても 1 日〜数日でホームページの土台ができあがります。
そして、これは大事なことなのですが、「全部を完璧にやる必要はない」 です。
最初は最低限の状態で公開して、運用しながら少しずつ整えていくくらいで十分。途中でつまずいても、やり直しがきくものがほとんどです。
それでは、1 つずつ詳しく見ていきましょう。
ホームページの『保守』って何をするの? という記事 (/wordpress001/) で、公開した後のホームページとどう付き合うかについて書きました。あわせて読んでもらえると、全体像がより掴めます。
ステップ 1: サーバーを契約する
サーバーって、そもそも何?
ホームページを作るときに、いちばん最初に出てくる言葉が「サーバー」です。
サーバーをひとことで例えると、「ホームページを置いておく土地」 のようなものです。
家を建てるとき、まず土地を借りるか買う必要がありますよね。ホームページも同じで、データを置く場所をどこかに確保しないといけません。その場所を提供してくれているのが、サーバー会社です。
「サーバーを契約する」というのは、「インターネット上の土地を月額で借りる」と思ってもらえれば、だいたい合っています。
個人事業主・小規模事業者向けのサーバー 3 選
では、どのサーバーを選べばいいのか。
国内のサーバー会社はたくさんありますが、個人事業主・小規模事業者の方 にとって扱いやすく、料金も無理のない範囲で選ぶなら、次の 3 つが定番です。
エックスサーバー
国内シェア最大手で、長年「迷ったらここ」と言われ続けているサーバーです。表示速度が安定していて、サポートも電話 / メール / チャットで受けられます。
- 月額目安: 990 円〜(スタンダードプランの 36 ヶ月契約)
- 強み: 安定性・サポート充実・WordPress クイックインストール対応
ConoHa WING
GMO が運営しているサーバーで、「国内最速」をうたっています。管理画面がシンプルで、WordPress の初期設定がほぼ自動化されているのが魅力です。
- 月額目安: 990 円〜(WING パックの 12 ヶ月契約)
- 強み: 速度・管理画面のわかりやすさ・WordPress かんたんセットアップ
さくらのレンタルサーバー
老舗のサーバー会社で、料金が安めなのが特徴。「とにかくコストを抑えたい」「最初は小さく始めたい」という方に向いています。
- 月額目安: 425 円〜(スタンダードプラン)
- 強み: コスト・老舗の安心感
どれを選べばいいか迷ったら
正直、上の 3 つはどれを選んでも大きく外れることはありません。
ただ、「最初はとにかくシンプルに、つまずきたくない」ということを優先するなら、ConoHa WING の WING パック か エックスサーバーのクイックスタート をおすすめします。理由は、サーバー契約と同時にドメイン取得 + WordPress のインストールまで一気にできてしまうからです(次のステップが不要になります)。
「もう少し安く始めたい」「ブログだけのつもりで、まずは試してみたい」という方は、さくらのレンタルサーバー で十分です。
選び方の基準として、「あとで後悔したくない」という気持ちが強いなら、迷わず ConoHa WING かエックスサーバーで OK。月額 1,000 円ちょっとの違いで、初期のつまずきがぐっと減ります。
契約期間の決め方
サーバーは多くの場合、契約期間が長いほど月額が安くなります。
- 12 ヶ月契約: 標準
- 24 ヶ月契約: 少し割引
- 36 ヶ月契約: 大幅割引
ただ、これから始める方には 12 ヶ月契約 をおすすめします。3 年契約は割引が大きい一方で、もし途中で「やっぱり違うサーバーに乗り換えたい」となったときに、もったいない気持ちになってしまうので。
最初は 1 年。続ける確信が持てたら、次の更新で長期契約に切り替える流れが、心理的にも楽です。
ステップ 2: ドメインを取得する
ドメインって、そもそも何?
サーバーが「土地」だとすると、ドメインは「住所」 にあたります。
たとえば「aoide-production.jp」とか「example.com」のような、ホームページの URL のことです。
人がホームページに訪れるとき、ブラウザに打ち込むのがこの住所。お客様が覚えやすく、屋号やサービス名と一致しているのが理想です。
ドメインを取得する場所
ドメインは、ドメイン登録会社から取得します。代表的なところは次のあたり。
- お名前.com(国内最大手・初年度キャンペーン豊富)
- ムームードメイン(GMO 系列・管理画面がシンプル)
- エックスサーバードメイン / ConoHa Wing 付属(サーバーと一緒に取得すると割引や永久無料になることも)
サーバーを ConoHa WING や エックスサーバーで契約する場合は、サーバー契約とセットでドメインを永久無料にする プランがあります。これを使えば、別途ドメイン会社で契約する手間が省けて、しかもお得です。
.com / .jp / .net、どれを選べばいい?
ドメインには「トップレベルドメイン」と呼ばれる末尾の種類があります。代表的なのは次の 3 つ。
| 末尾 | 特徴 | 年間費用の目安 |
|---|---|---|
| .com | 世界共通・一番無難 | 1,500 円前後 |
| .jp | 日本国内向け・信頼感が高い | 3,000 円前後 |
| .net | .com の代替・少しテック寄り | 1,500 円前後 |
地域に根ざした事業(整体院・美容院・士業・コーチング業など)であれば、.jp が一番おすすめ です。「日本のちゃんとした事業者だな」と感じてもらえる安心感があります。
「コストを抑えたい」「世界からも見てもらいたい」という場合は .com で問題ありません。
迷ったら .jp、コスト優先なら .com、というシンプルな判断で大丈夫です。
屋号との整合
ドメインを決めるときに、忘れずに考えてほしいのが 「屋号と一致しているか」 です。
たとえば、「やさしい整体院」というお店なら、yasashii-seitai.jp とか yasashiiseitai.com のように、屋号がそのままドメインになっていると、お客様が口頭で URL を伝えやすく、検索でも見つけてもらいやすくなります。
逆に、屋号と関係のないドメイン(たとえば taro123.com みたいな個人名 + 数字)にしてしまうと、覚えてもらいにくく、信頼感も少し下がってしまいます。
ドメインは一度決めると、後から変更するのが大変です。じっくり考えてから取得するのをおすすめします。
ステップ 3: WordPress をインストールする
WordPress って、そもそも何?
WordPress(ワードプレス)は、ホームページを作るためのソフトウェア です。
例えるなら、家を建てるときの「プレハブの土台」のようなもの。柱や梁、屋根の基本構造はすでにできていて、そこに「内装」(テーマ)や「家電」(プラグイン)を加えていくことで、自分のホームページに仕上げていきます。
世界中で使われていて、無料で使えるのが大きな特徴です。
インストールは「クイックインストール」一択
WordPress のインストール方法を調べると、昔ながらの「手動インストール」を解説している記事もあります。が、これから始める方には、まったくおすすめしません。
理由は、最近のサーバーには「WordPress クイックインストール」(または「かんたんセットアップ」)機能が標準で付いている からです。
これを使えば、サーバー契約後の管理画面から数クリックで WordPress のインストールが完了します。所要時間 5〜10 分。
具体的には、こんな手順になります(ConoHa WING の例)。
- サーバーの管理画面にログインする
- 「サイト管理」→「サイト設定」→「WordPress」を選ぶ
- ドメイン、サイト名、ユーザー名、パスワードを入力する
- 「保存」を押す
- 数分待つ
- 完了! 管理画面の URL が表示される
これだけです。
管理画面の URL とログイン情報を控える
インストールが終わると、WordPress の管理画面(ダッシュボードと呼ばれます)にログインするための URL と、設定した ユーザー名 / パスワード が手に入ります。
これらは、絶対に失くさないでください。
おすすめは、パスワードマネージャー(1Password、Bitwarden、ブラウザ標準のパスワード保存機能など)に保存しておくことです。紙に書いて引き出しに入れる方法もありますが、引っ越しや事務所の移動で失くしてしまう事故が、地味に多いです。
ちなみに、管理画面の URL は通常 https://あなたのドメイン/wp-admin/ という形になります。たとえば https://yasashii-seitai.jp/wp-admin/ のような感じ。お気に入りに登録しておくのも忘れずに。
最初のログインで戸惑わないために
無事ログインできると、ダッシュボード という画面が出てきます。
最初は「画面の項目が多くて、どれを見ればいいかわからない」と感じるはずです。これは、ほぼ全員が通る道なので安心してください。
最初の数日は、左メニューを順番にクリックして「ここに何があるか」をなんとなく把握する、くらいの心構えで OK です。深く触る必要はありません。
ステップ 4: テーマを選ぶ
テーマって、そもそも何?
WordPress の テーマ を、家に例えるなら「内装」にあたります。
土台(WordPress 本体)はすべて同じでも、テーマを変えると、ホームページの見た目・色使い・レイアウトがガラッと変わります。
無料のテーマも数千種類ありますし、有料のテーマもたくさんあります。「どれを選べばいいんだろう?」というのが、ステップ 4 の悩みどころです。
無料テーマと有料テーマの違い
ざっくり言うと、こんな違いがあります。
| 項目 | 無料テーマ | 有料テーマ |
|---|---|---|
| 価格 | 0 円 | 1 万円〜 |
| デザイン | シンプル・標準的 | 洗練されている・選べる幅が広い |
| カスタマイズ性 | 限定的 | 細かく調整できる |
| サポート | 公式フォーラムなど | テーマ提供者の専用サポート |
| 設定の手軽さ | 自分で頑張る部分が多い | 初期設定だけで形になる |
「とにかく無料で始めたい」「練習用のサイトを作る」という場合は、無料テーマ(Cocoon、Lightning など)でも十分使えます。
ただ、事業のホームページ として本気で運用するつもりであれば、有料テーマを最初から入れた方が、結果的に時間もコストも抑えられます。
理由は単純で、「無料テーマで頑張ってカスタマイズした時間 × 時給」が、有料テーマの代金を超えてしまうことが多いからです。
個人事業主のホームページ、自作 vs 制作依頼の判断基準 (/wordpress002/) で、自作と外注の費用対効果を比較しています。テーマ代の話ともつながるので、合わせてどうぞ。
個人事業主におすすめのテーマ:SWELL
有料テーマでおすすめなのが SWELL(スウェル) です。
国産のテーマで、ブログにもコーポレートサイトにも対応していて、ノーコード(コードを書かない)でも見栄えのするページが作れます。個人事業主の方が「シンプルで信頼感のあるホームページを持ちたい」というニーズに、ぴったり合うバランスの良さが特徴です。
- 価格: 17,600 円(買い切り・複数サイトで使い回し OK)
- ライセンス: 一度買えば、自分が運営する複数のサイトに使える
- 公式サイト: https://swell-theme.com/
「買い切りで 17,600 円」というのが、はじめての方には少し悩むポイントかもしれません。が、月額制ではないので、一度払えばそれ以上の費用はかかりません。長く運用するつもりなら、確実にもとが取れます。
「自分でテーマ設定する自信がない」という方へ
ここで、ひとつだけ正直なことをお伝えしておきます。
SWELL は、有料テーマの中ではかなり扱いやすい部類です。それでも、初めて触る方からすると「設定項目が多くて、何から手をつければいいかわからない」と感じる場面が、必ず出てきます。
そんなときは、「自分で全部やろうとしない」 のも、立派な選択肢です。
AoideProduction では、SWELL を使ったホームページの制作と保守をセットにした 「SWELLサブスクプラン」(月額 9,800 円) をご提供しています。SWELL の購入費・サーバー費・初期設定・公開後の運用まで、すべて月額にまとめてお引き受けするプランです。
「自分でやる」と「全部任せる」の中間も、もちろん選べます。たとえば、初期設定だけプロに頼んで、公開後の更新は自分でやる、といったご相談も承っています。
ホームページは「自分だけで全部背負う必要があるもの」ではありません。詳しくは、この記事の最後でもう一度ご紹介します。
ステップ 5: 必要なプラグインを入れる
プラグインって、そもそも何?
WordPress の プラグイン を例えるなら、家の中の 「家電」 のようなものです。
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、電子レンジ。家自体になくても困らないけれど、入れると暮らしがぐっと便利になります。プラグインも同じで、追加すると WordPress に新しい機能が増えます。
「お問い合わせフォームを設置したい」「サイトを自動でバックアップしたい」「セキュリティを強化したい」「Google で見つかりやすくしたい」。こうした要望は、ほとんどがプラグインで実現できます。
最低限入れたい 5 つのプラグイン
公式のプラグインだけで 5 万種類以上あるので、すべてを把握する必要はまったくありません。
これから始める方が、最初に入れておくと便利な 5 つ をご紹介します。
1. SEO 対策:SEO SIMPLE PACK
検索エンジンに見つけてもらうための設定をシンプルに行えるプラグインです。SWELL と同じ作者が作っているので、SWELL と相性が良いのも嬉しいポイント。
2. お問い合わせフォーム:Contact Form 7(または WPForms Lite)
ホームページに お問い合わせフォーム を設置するためのプラグインです。事業用のホームページであれば、まず間違いなく必要になります。Contact Form 7 が定番ですが、初心者の方には WPForms Lite の方が直感的に作れて使いやすいかもしれません。
3. バックアップ:UpdraftPlus
「サイトのデータが消えてしまったらどうしよう」という不安をなくしてくれるのが、バックアッププラグインです。UpdraftPlus は無料で使えて、設定もそれほど難しくありません。Google Drive や Dropbox に自動でバックアップを取る設定ができます。
4. セキュリティ:SiteGuard WP Plugin
不正ログインや海外からの攻撃から、サイトを守ってくれるプラグインです。日本製で日本語の説明が丁寧なので、初心者の方にも使いやすいです。
5. 画像最適化:EWWW Image Optimizer
ホームページに載せる画像を、自動で軽くしてくれるプラグインです。スマホで撮った写真は容量が大きく、そのまま載せるとサイトの表示が遅くなってしまいます。これを入れておくと、自動で最適化してくれます。
プラグインの「入れすぎ」には注意
便利なプラグインがたくさんあると、つい「あれもこれも」と入れたくなります。が、プラグインの入れすぎは、サイトの表示を遅くする原因 になります。
目安として、インストール数は 10〜15 個まで に収めておくと安心です。
「入れたけど結局使っていない」プラグインは、定期的に見直して削除するのがおすすめです。
ステップ 6: 基本設定を整える
ここまで来たら、あとはホームページを「公開できる状態」に整えるだけです。
WordPress には最初に決めておきたい基本設定がいくつかあります。後から変えると面倒なものもあるので、ここで一度に済ませてしまいましょう。
パーマリンク設定(最重要・後から変えると大変)
パーマリンク とは、各ページや記事の URL のことです。
たとえば、ある記事の URL を https://yasashii-seitai.jp/?p=123 という形にするか、https://yasashii-seitai.jp/treatment/back-pain/ という形にするかで、見た目も SEO 上の評価も変わってきます。
おすすめは、「投稿名」 に設定しておくこと。手順は次の通りです。
- 管理画面の左メニューから「設定」→「パーマリンク」を選ぶ
- 「投稿名」を選ぶ
- 「変更を保存」を押す
これだけで、各ページの URL が読みやすい形になります。
注意してほしいのは、サイト公開後にパーマリンクの形式を変更すると、過去のすべての URL が変わってしまう ことです。検索エンジンからの評価がリセットされたり、SNS で共有されたリンクがリンク切れになったりします。
だから、最初に決めて、その後は変えない が鉄則です。
サイトタイトル・キャッチフレーズ
「設定」→「一般」から、サイトのタイトルとキャッチフレーズを設定します。
- サイトタイトル: 屋号やお店の名前(例: 「やさしい整体院」)
- キャッチフレーズ: 一言での自己紹介(例: 「地域 No.1 の優しさを目指す整体院」)
これらは、Google の検索結果に表示されたり、ブラウザのタブに出たりする重要な情報です。事業の核を一言で表す気持ちで決めましょう。
ただし、「No.1」のような根拠のない最上級表現 は避けたほうが無難です。景品表示法に触れる可能性があり、信頼を下げる原因にもなります。
タイムゾーン
「設定」→「一般」から、タイムゾーン を 「東京」 に設定します。
これを忘れると、記事の予約投稿時間や、コメント投稿時間がずれてしまいます。
コメント機能(事業サイトなら基本 OFF)
WordPress には、ブログ記事に コメント機能 が標準で付いています。
ただ、整体院・美容院・士業・コーチング業のような 事業用のホームページ では、コメント機能は基本 OFF にしておくのが安全です。理由は次の通り。
- スパムコメント(海外からの自動投稿)が大量に来る
- 不適切なコメントが付いたときに対応の手間がかかる
- 事業の本筋ではないので、運用コストが見合わない
「設定」→「ディスカッション」から、「新しい記事へのコメントを許可」のチェックを外しておきましょう。
ディスカッション・その他の細かい設定
その他にも細かい設定はありますが、最初は標準のままで OK なものがほとんどです。
「全部完璧に設定しないと公開できない」と思い込まなくて大丈夫。動かしながら、必要に応じて少しずつ整えていけば十分です。
ステップ 7: SSL 化と公開準備
SSL って、そもそも何?
最後のステップは、SSL(エスエスエル)化 です。
SSL を例えるなら、「鍵付きの郵便箱」 のようなものです。
ホームページを訪れた人と、ホームページの間でやり取りされるデータ(お問い合わせフォームに入力した内容や、閲覧したページの情報など)を、暗号化して、第三者に盗み見られないようにする仕組みです。
URL が「http」で始まるサイトは鍵なし、「https」で始まるサイトは SSL で守られている ことを示します。
最近は、Google も「https のサイトを優先する」と公式に表明していて、SSL 化されていないサイトは検索結果で不利になる とも言われています。事業用のホームページであれば、SSL 化は必須と思ってください。
ほとんどのサーバーで「無料 SSL」が使える
少し前まで、SSL 証明書は年間数万円する高価なものでした。
ですが今は、Let’s Encrypt(レッツエンクリプト) という無料の SSL サービスが普及していて、エックスサーバー、ConoHa WING、さくらのレンタルサーバーなど、主要なサーバーは 無料で SSL を有効化できる ようになっています。
手順はサーバーによって少し違いますが、たいていは「サーバー管理画面」→「SSL 設定」→「無料 SSL を有効にする」を押すだけです。所要時間 5 分。
http から https へリダイレクト設定
SSL を有効化したら、忘れずに 「http で来たアクセスを https に自動転送する」 設定をしておきましょう。
WordPress 側でも、「設定」→「一般」から WordPress アドレス と サイトアドレス を https:// で始まる形に変更しておきます。
このリダイレクト設定をしないと、検索エンジンや SNS で共有された古い URL(http のまま)からのアクセスが、エラーになってしまうことがあります。
Search Console と Google Analytics(あとでも OK)
最後に、後回しでも構いませんが、Google サーチコンソール と Google アナリティクス にサイトを登録しておくと、運用していくうえで強い味方になります。
- Google サーチコンソール: 検索結果でどんなキーワードからアクセスがあるか、どのページが検索順位上位に表示されているかなどを確認できる
- Google アナリティクス: サイトに何人が訪れて、どのページを見て、どこから来たのかを記録してくれる
両方とも無料で使えます。最初の登録は少し手間がかかりますが、一度やればその後はずっと使えるので、公開直後か 1 ヶ月以内には済ませておくのがおすすめです。
公開!
ここまで終われば、あなたのホームページは 世界中からアクセスできる状態 になっています。
たぶん、達成感と一緒に、「あれ、これで本当に公開されてるの?」という不思議な感覚もあるかもしれません。
スマホからもパソコンからも、自分のドメインを打ち込んでアクセスしてみてください。あなたが設定した内容が、ちゃんと表示されているはず。
おめでとうございます。これで「WordPress を始めたら最初にやるべき 7 つのこと」は、すべて完了です。
まとめ:7 ステップを振り返る
最後に、これまでの 7 ステップをもう一度振り返ります。
- サーバーを契約する — ホームページを置く土地を借りる(月額 1,000 円前後)
- ドメインを取得する — ホームページの住所を決める(年額 1,500〜3,000 円前後、サーバー付属で無料の場合も)
- WordPress をインストールする — クイックインストールで 5〜10 分
- テーマを選ぶ — 事業用なら有料テーマがおすすめ(SWELL は買い切り 17,600 円)
- プラグインを入れる — 最低限の 5 つから始める
- 基本設定を整える — パーマリンクは最初に決める、コメント機能は OFF
- SSL 化と公開準備 — 無料 SSL を有効にして、https に統一する
ここまでざっと読んでいただいて、いかがでしたか。
「思ってたよりも、やることがハッキリしていた」と感じていただけたなら、書いた甲斐があります。
WordPress でホームページを始めるのは、専門知識のある人だけの特権ではありません。順番にやれば、誰でも辿り着ける場所です。
「自分でやる」も、「誰かに任せる」も、どちらも正解
ここまでお読みいただいて、もしかしたら 2 つの感想に分かれているかもしれません。
ひとつは、「思ったよりシンプルだった。これなら自分でもやれそう」 という感想。 もうひとつは、「やることはわかったけど、自分でやり続ける自信がない」 という感想。
どちらも、まったく自然な感想だと思います。
事業をしていると、ホームページの運用は本業の合間にやる「サブの仕事」になります。本業に集中しているうちに、いつの間にか半年、1 年とサイトを更新できていない、という状況になりやすいのも事実です。
「自分で全部やる」のもいいし、「最初だけプロに頼んで、運用は自分でやる」のもいい。「最初から全部任せて、本業に集中する」というのも、もちろんアリです。
大事なのは、あなたのホームページが、ずっと元気でいられる状態を作ること。手段は何でもいいんです。
読み終わったあとに、もし「やっぱり大変そう」と思ったら
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
WordPress の保守運用は、ひとつひとつは難しくありません。 でも、本業をしながら 「毎月、忘れずに、ちゃんとやり続ける」 のは、思っている以上にエネルギーがいることだと思います。
もし、
- 管理画面を開くたびに「これ、本当に大丈夫かな」と少し不安になる
- 更新通知が来てもしばらく放置してしまっている
- 何かあったときに、相談できる相手がいない
…そんな状態が続いているなら、AoideProduction の 「HPのかかりつけプラン」 を一度ご検討ください。
HPのかかりつけプランとは
月額 9,800 円で、ホームページの定期点検と困ったときの相談を任せられるプラン です。
- WordPress の更新・バックアップ・セキュリティチェックを毎月実施
- 修正対応は月 3 回まで(文言修正、お知らせ追加など)
- メールやチャットでいつでも相談できる
- 月次で「やったこと」を簡単にご報告
「かかりつけ医」のように、何かあったときに 気軽に相談できる Web 担当者 が、月額制で隣にいるイメージです。
最低 6 ヶ月から。半年後は月単位で続けるか終えるか、自由に選べます。
実際にご利用いただいているお客様より
「HP の運用や維持管理など、長きに亘って手厚くサポートいただいています。 困ったことや細かな改善要望など、迅速かつ丁寧にご対応いただけるので非常に助かっております。」
— Queta 代表 テツヲ様
「自分でやり続けるのもいいし、誰かに任せるのもいい。 どちらを選んでも、あなたのホームページが元気でいられることが、いちばん大事です。」 — AoideProduction 有田

